こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint の代表を務める佐藤 (@slamdunk772) です!
現在円安が止まりません。つい数年前は1台湾ドル3〜3.5円だったのが、今では4円です。コロナがなければ台湾人はここぞとばかりに日本で爆買いしてると思います。ただし、残念ながら今はコロナ禍で日本への旅行や帰省が難しい状況です。
僕はよく台湾ドルを日本円に変え、入国時にその現金を日本の自分の口座に入れたり、母親にお金を返したりしてしてますが、今は出来ません。
そこで考えたのが日本への送金です。今回は母親に送金することにしました。
母はゆうちょを使っていたので、今回僕は僕の國泰世華の口座から母のゆうちょの口座に振り込むことにしました。しかしネットで検索をしても中々情報が出てきません。
そこでこのブログでは、台湾からゆうちょへ送金する際の手順や手数料、どれくらいで送金されたかについてお話ししたいと思います!台湾から日本の銀行へ送金を考えている方はご参考ください。
郵貯はアメリカドルしか送金できない
Google で「ゆうちょ海外からの送金」と検索すると以下のような検索結果になると思います(2022年1月5日現在)
検索結果の一番上に『外国から日本への送金』というゆうちょのページが出てきます。これをクリックします。クリックすると、丁寧にSWIFT コードやら色んな情報があります。
この情報を持って銀行に行くだけです。めっちゃ簡単です。この資料にも書いてますが、銀行に行く際に準備しないといけないのは受取人の英語の口座名と英語の住所と連絡先です。
予め日本の住所を英語にして準備すると楽です。
- 注意点
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不幸にも僕が銀行に行った際、窓口が新卒らしき人で「送金はできない」と言われました。絶対に出来るので、出来ないと言われたら「マネージャーを出して」と伝えましょう。
注意点にも書きましたが、窓口のスタッフが慣れていないと実はゆうちょの送金は難しかったりします。 その理由はSWIFTコードが2つある事です。
台湾からの送金先がゆうちょの場合、送金プロセスは以下のようになります。
- 台湾からアメリカの仲介銀行に送る
- アメリカの仲介銀行から日本のゆうちょへ送金される
なぜ仲介銀行があるかはわかりませんが、いずれにせよダイレクトにゆうちょの口座には送金出来ないのがポイントです。仲介銀行が恐らくアメリカの銀行なので、台湾の銀行からゆうちょへ送金する時は米ドルしかダメなのです。
ゆうちょへの送金手数料と送金にかかる時間
次に送金手数料をお話しします。今回僕は日本円に換算すると約50万円ぐらいを送金しました。かかった手数料は600台湾ドルでした。日本円で2500円ぐらいですね。思ったよりもかかりませんでした。
しかし今回なんと送金を手配した後、僕の母親がLINEで口座番号を書き間違えるという事態が起こり、送金したお金がそのまま返金されてしまいました?。この時送金を再度受け取る手数料が250台湾ドルかかりました…?
僕は今回の送金に結局600 + 250 +600 = 1450台湾ドル (6000円) を手数料に使ってしまいました….
ちなみに僕は現在 First Trade というアメリカのネット証券会社を通してアメリカ株を買ってますが、First Trade で株を購入する際アメリカの銀行への送金が必要です。
毎度大体80万円ぐらい送金していて手数料は600台湾ドルか800台湾ドルぐらいだった気がするので、100万円以下であれば手数料は600-800台湾ドルの範囲だと思います。
送金にかかる時間ですが、1週間はかかります。もっと早く送られるかと思ってましたが、仲介銀行が関わっているためか、直接送金する場合に比べて入金が遅いです。
- 注意点
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母親が僕の送金を受け取った時、日本の郵貯のスタッフにマイナンバーカードを持参するように言われました。また、何度も送金があるとマネーロンダリングと思われるらしく、金額と頻度には注意が必要とのことです。
まとめ
台湾の銀行からゆうちょへの送金はどの銀行からでも出来ると思います。ただしゆうちょはダイレクトにゆうちょの口座へ送金できないため、キャリアが浅い窓口が対応すると断られるかもしません。実際僕はされて、その後にクレームの電話を入れました(苦笑)
手数料は100万円以下なら600-800NTDと思われます(100万円以上送ったことがないので、100万円以上送る人はここ要注意)
送金にかかる時間は1週間ぐらいです。1週間経っても送金されていなければ確認が必要かもしれません。
以上 applemint 代表佐藤から台湾のちょっとお得な情報でした!
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