こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!
今日は僕のブログ執筆の習慣について、みなさんに共有をしたいと思います。僕は現在2,000文字から3,000文字のブログ及びコラムを月に大体15-20本書いています。
まず、換日線という台湾の大手メディアに月に2回寄稿し、その他に News Lens Japan というメディアにもコラムを月に2回寄稿しています。
また、 applemint lab という僕が発信している有料台湾ビジネス情報サイトには、記事を週に2-3回投稿し、applemint の HP にも月に2-3本無償のブログを書いています。
こんな事を他の人に言うと、「そんなに書けて凄いね!」とよく言われます。自分で言うのもあれですが、確かに凄いなーと思います? みなさんも試してみるとわかりますが、普段の業務に追加で2000文字から3000文字のブログを毎月15-20本書くと、結構激務になります。
これだけの量を毎月書くには、ある程度の訓練が必要です。では僕がした訓練は何かと言うと、ブログ執筆を習慣化させるまでとにかく量をこなすという事です。習慣化すると、ブログを書かないと気持ち悪くなります。
例えば毎日運動をする習慣がある人は、運動を1週間しないと、なんだかムズムズして気持ち悪くなると思います。僕の場合はブログを書かないとムズムズして気持ち悪くなります ?
この事からわかるのは、何かを出来る様になりたければ習慣化させればいいという事です。
しかし習慣化は口で言うほど簡単ではなく、結構な時間がかかります。そのため、何らかのインセンティブがないと続きません。僕がブログの執筆を習慣化できた理由の一つは、ブログの執筆が僕の台湾存続に直結していたからです。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、マジです。あの日、あの時、あの場所で、ブログに出会えてなかったら….? 僕の会社は今存続していません。これは断言できます。今日のこのブログでは、そんなブログ執筆に命をかけた僕の物語を共有します。
初期のブログはとにかくひどかった。それでも前に進んだ
“There’s a first time for everything” (何事にも初めがある)という言葉があります。僕の初期のブログは本当にひどい物でした。
僕は中学校と高校をアメリカで過ごした影響もあり、帰国子女枠で入学した国際基督教大学では、初年度に日本語のクラスを1年間履修しました。しかも僕が履修した日本語のクラスは日本語Bクラスで(Aが日本語初級、Bが中級、Cが上級)、僕は流暢な日本語を話すのに、大学側からは日本語はイマイチと判断されました。
そんな僕がブログを書いたらどうなると思いますか?ひどい結果になります?
それでも僕にはブログを書く理由がありました。それは “SEO” です。 SEO とは Google の検索結果で自分達のサイトを、上位に表示させる施策を指します。
台湾で2017年に起業した時の僕らは本当に無名で、ゼロからのスタートでした。そんな僕らが台湾で生き残るには、検索結果に自分達のサイトを引っ掛らせる必要性があると僕は考えました。
知らない方のためにお話をすると、このご時世はブログ執筆をしないと大抵の場合は、 SEO の効果は現れません。
ウェブサイトをちょこちょこいじれば、SEO が出来るわけではないです。
なので、冗談抜きで僕は会社のため、そして自分の生活のためにブログ執筆を始めました。SEO の効果に懐疑的だった僕のビジネスパートナーは、連日ブログばかり書く僕を見てなんか言いたげな感じでしたが、結果が出た事で風向きが変わりました?
世の中結果ですね?
ただし短期的な結果ばかりを求めると、逆に長期的に結果が出ないので難しいですね
習慣化の目安は最低でも1週間に1本のブログ執筆
さて、ブログが習慣化した僕ですが、さすがに毎週これだけのブログを書けば企画から執筆までの速度は上がり、執筆効率も始めた当初と比べて段違いに良くなりました。
継続は力なりです。そんな僕や applemint のブログを見て感化され、ブログを始めた企業を最近よく見かけます。そんな企業さんに対して、僕からクソ生意気なアドバイスを少しだけさせて頂きます?
ずばり、ブログ執筆が習慣化するまでは、執筆の頻度をもっと上げた方がいいです。真似をする事はとてもいい事ですし、ブログ執筆は丁寧に書けば結果はついてきます。
しかし、真似をするならブログ執筆だけでなく、執筆頻度も真似した方がいいと僕は考えます。前途したように、僕の強みはブログ執筆が習慣化している事です。ブログが習慣化している人間の執筆を止める事は難しいです。
ブログ執筆を習慣化するには毎日何かしら書く必要があり、最初は毎日書いても修正を繰り返すため、結局1週間に1本ぐらいしか完成できません。
つまり、企業がブログを書く事になったら、最低でも1週間に1本書く事をノルマにしないと習慣化しないという事です。習慣化しないと、ブログ執筆のプライオリティはどんどん下がり、更新頻度はやがて 1ヶ月に 1本、2ヶ月に1本、3ヶ月に1本とどんどん減ります。
こうして1年後ぐらいにはブログ執筆を止める会社や個人を僕は今まで散々見てきました。
“書けない”じゃない。”書かない”だけ。
社員に対して、ブログ執筆を書かせる事は難しいです。「書かないとダメだよ」なんて言って書いてくれるのなら、誰も苦労はしません。
『変える技術、考える技術』という本があります。著者の方は元ボストンコンサルティングのコンサルで、この本にはどうすれば人々が行動してくれるかヒントが書かれています。
この本を参考にしても構わないと思うので、ブログ執筆を習慣化させたい場合は、社員に対して適切なインセンティブの設計と行動を促す仕組みが必要です。僕らの会社でもスタッフの執筆習慣化は課題の一つで、どうすれば執筆が習慣化するか日々考えています。
参考までに僕の哲学をお伝えすると、「言い出しっぺはスタッフに行動で示す」です。例えば僕はスタッフにブログを執筆してほしい訳ですが、そんな僕がブログ執筆をしていないとスタッフはどう思うでしょう?
何だかやる気失くすと思いませんか?人に何かをやらせたいなら、まずは自分が行動で示すのはかなり大事にしています。
最後は少し本題からそれましたが、このブログでみなさんにお伝えしたかった事は、ある行動やタスクは習慣化させると強く、習慣化するには最初はやってやってやりまくるのが大事という事でした。
それではまた!
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