こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!
先日悲しい事が起きました…僕が某日系企業との商談した時の事です。
僕はこの企業に対してコンテンツマーケティング及び SEO を通じた企業の認知度の拡大を提案したのですが、担当者の方に断られました。
これだけなら、僕がただ商談に失敗しただけで、読者の方にとっては何も悲しい話はありません。
僕が悲しいだけです(苦笑)
問題はここからです。僕が今回なぜこの企業さんに対してコンテンツマーケティングと SEO を提案したかと言うと、理由は二つあります。
- この企業さんが SEO をしていないため
- SEO 及びコンテンツマーケティングをすることによって、色々なベネフィットがあると思ったため
- コンテンツマーケティング
-
ブログや動画、写真コンテンツを用いて販売に繋げる施策
しかし担当者の方から来た返事は、「SEO とコンテンツマーケティングはもうすでにしています。」でした。
「えっ、してないから提案したんだけど…」と思いつつ、「あーまた日系企業がカモられているな…」と思いました。なぜならこの手の話は今回が初めてではないからです。
要するに業者さんは何もしていないけれど、企業側は何もしていない会社に対して数万元もSEO の費用を払っているという事です。
台湾には残念ながらこのように何も SEO をせずに SEO の費用を請求する業者が後を絶ちません。それこそ僕が起業した5年前はもっとひどかったです。最近は少し改善されたかと思ったら、今回同じケースを目の当たりにし、とても落胆しました。
台湾にいる多くの日系企業は、無知で無関心な事を業者に利用され、カモられています。
そこでこのブログでは、改めて SEO とは何なのか?お伝えし、広告代理店や業者にかモられていないかどうかの3つのチェックポイントをお伝えします。
これが本当に最後の勧告です。正直同じ事を伝えるのも疲れました…
本気で台湾でデジタルマーケティングを強化したいと考えている方のみこのブログをご参考ください。あとは…もうわかりません…?
SEO は何をしているのか?
SEO とはなんでしょうか? SEO は主に狙ったキーワードが検索された際に自社の HP を上位表示させる施策を指します。
SEO の一番の近道は Google と Google のユーザーに良いウェブサイトと思われる事です。
では、Google はどのようにウェブサイトを “良いウェブサイト”と判断するのでしょうかか? Google のユーザーはどのように”良いウェブサイト”を見極めているのでしょうか?
ここでは、良いウェブサイトと思われるために必要な3つの施策をご紹介します:
- 内部最適化
- 外部最適化
- コンテンツ
少し難しいかもしれませんが、めげずにご覧ください。
内部最適化とはウェブサイトのスピードの改善や、モバイルに最適なウェブサイトへの改善などが挙げられます。ローディング速度が速いウェブサイトは遅いものよりいいです。これは人間に例えると、ルックスや健康の改善です。
次に外部最適化とは、他社サイトからウェブサイトを参考される施策を指します。
例えば大学で卒論を書く時は、様々な文献を参考にしますよね?参考にされる回数が多い文献はそれだけ多くの人に信頼されているとも言えます。
ウェブサイトも同じで、自社のウェブサイトが参考にされる回数が多ければ多いほど信頼できる、とGoogle が判断すると言われています。
最後に、ブログコンテンツです。SEO をする時、多くの場合はブログの執筆が必要になります。
applemint の HP はデジタルマーケティングのサービスや台湾に関する情報が多く掲載されていますよね? これらは全て特定のキーワードを狙うために綿密に計画されて書かれていたりします。
残念ながら内部最適化や外部最適化だけでは、自分達が狙いたいキーワードで上位表示されるのは難しく、ブログ執筆は SEO をする上では欠かせない施策です。
また、ブログコンテンツはただ闇雲に書いても意味はなく、通常はきちんと計画して、書き方も読みやすさを重視して書く必要があります。その他にも様々な要素を考慮してブログを書きます。
まとめると、SEO の業者は少なくとも前途した 3つの施策の内、1つはしていないと何もしていない事になります。
台湾で楽して SEO からマネタイズする業者の手口
では、SEO を何もしていないのにしている、と話す業者はどのようにして顧客をカモるのでしょうか?結論からお話しすると、やり方は2つあります:
- 内部最適化をすると言って、何もしない
- SEM をして、SEO をする
SEM という難しい言葉が出てきましたが、後ほどきちんとお話しします。まずは #1 からご説明します。
残念ながら、多くの方は未だに SEO とはウェブサイトの中身をいじれば勝手にサイトのランキングが上がると考えている人が少なくありません。
確かに前途した内部最適化は SEO では重要ですが、内部最適化はブログコンテンツがあって初めて活きてきます。
また、内部最適化は大抵の場合サーバーへのアクセスを要する結構大掛かりな施策です。日系企業のウェブサイトは日本の本社が管理している場合が多く、本社の許可を得てサーバーにアクセスするのは至難の技です…
ややこしい SEO と SEM
最後に SEM と SEO をごちゃ混ぜにしている業者のお話をします。ややこしい事に、デジタルマーケティングの施策には SEM という名前の施策があります。
これは Search enging marketing の略です。要するに検索エンジンを用いいたマーケティングの事で、この中には検索広告と SEO が含まれます。
検索広告とはお金を払って特定のキーワードが検索された際に上位に表示させることで、SEO とはお金を払わずに特定のキーワードが検索された際に上位に表示させる事です。
残念ながら広告を出す企業の方は、この SEM と SEO をごちゃごちゃにして、検索広告をしていれば SEO もしていると勘違いしています。
その結果、一部の業者さんは検索広告をしているだけなのに、SEO の手数料まで請求し、必要以上のコミッションを取るケースが多々あります。
SEO でカモられないための3つのポイント
まとめると、SEO 施策を使ってカモる業者の手口は2つです。
- 内部最適化をすると偽り、何もしない
- SEO と検索広告をごちゃ混ぜにして必要以上の手数料を取る
では、どうすればカモられずに済むでしょうか?一番の近道はデジタルマーケティングを学ぶ事ですが、これには時間がかかります。そこで今回は特別に SEO でカモられないための、3つのチェックポイントをお伝えします。
SEO のサービスを提供している業者に以下の3つの施策をしているかご確認ください:
- ブログを書いているか否か?
- 内部最適化の具体的な施策は何か?
- 外部最適化のためにしている具体的な施策は何か?
僕の中では、ブログを書いていない SEO 業者は一発アウトです。従って一番重要なのは、ブログを書いているか否かです。
また、台湾では SEO と検索広告をごちゃ混ぜにしている業者が多いイメージがあります。ご注意ください!
以上 applemint 代表佐藤からでした。ちなみに applemint は真面目に SEO を行い、現在は広告費をかけずとも毎月10,000以上のアクセスがあります。
BtoB企業のアクセスは良くて5,000と言われています。
applemint の SEO に興味がある方は是非お問い合わせください!
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