直近の applemint の失敗談と情報伝達の重要性

みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772)　です。

今日は直近の applemint の台湾での失敗談と普段意識している事についてお話ができればと思います。

当たり前ですが、僕も失敗はします。

失敗話は誰も公にしたくないから表に出ないだけで、本当はみんな失敗だらけだと思います?

しかし失敗から学ぶ事が一番多いのは事実です。

失敗話は普段 applemint lab でする事が多く、このブログも applemint lab で実際にメンバー限定で公開しました。

ただ今回は失敗と言ってもちょっとしたミスですし、ミスの他に僕のインプットを最後にお伝えしているので、普段から HP をご覧の方にも公開できればと思いました！

それではどうぞ！

財務と向き合わない

僕は所謂 PL脳があまり好きではありません。PL脳とは目先の利益ばかり追う人の事を指します。

PL脳の人は、すぐに黒字にする事に固執するあまり、短期的に結果が出る施策ばかり行い、長期的に苦しんだりします。

これを聞いてドキッとした方は多いと思いますが、元会社員の僕はみなさんが PL 脳になりたくてなっているわけではない事も知っているのでご安心ください?

PL脳が嫌いな僕は最近 PLとあまり向き合わず、自分の資産となるようなブログやコンテンツ施策に多くの時間を割いてきました。

その結果、ちょっとまずい事が起きました。

僕ら applemint では先月から採用活動を行っているのですが、僕は採用人数を間違えて認識したのです。

元々将来の事も考えて、1名増やそうと思っていたのですが、採用活動をした結果、2名良さそうだなーと思った人が出てきました。

PL をきちんと把握してなかった僕は、ノリで2名採用しようとしましたが、きちんと売上予測等を行ったら、なんと2名採用するとPL的にあまり賢くない事がわかりました。

もちろん2人を採用できなくもないのですが、ふたりとも採用すると、短期的に苦しいな、と思いました。

また、2人の内1人は、僕らが求めているスキルが足りず、そのスキルが短期的に得られるものではなかったため、結局お断りしました。

経営するまで採用がこんなにハードルが高いものとは思いませんでした。従業員1人の重みって経営する立場にならないとわからないと思います。

たった一人と思うかもしれませんが、結構違うんです。僕は Google みたいに調子に乗って大量に採用して、状況が不味くなったらクビにするやり方は大嫌いです。

結果的最終面接には2名来てもらい、応募者に採用するような旨をほのめかしながら、最終的に不採用の通知をした事はとても無責任だったなと痛感しています。

情報伝達の重要性

広告代理店という立場もあり、僕は普段から広告やデザイン、コミュニケーションに関する歴史を調べています。

インターネット広告の歴史を語れと言われれば大体語れますし、デザインの歴史を語れと言われれば大体語れます。

今日はその中でコミュニケーションの歴史からみなさんに、情報伝達の重要性についてお話ができればと思います。

コミュニケーションを語る上で重要なのは、紙の存在です。また、紙を語る上で一番重要な出来事は、グーテンベルクが発明した活版印刷術でしょう。

活版印刷技術が登場してからは印刷物のコストが劇的に下がり、「新聞」というマスメディアが存在しました。

その後、新聞というマスメディアはプロパガンダや広告に使われます。

ただ、紙自体は西暦100年ぐらいに中国で発明されています。この紙の出現と文字の出現によって、メモるコストが下がり、計算が容易になりました。

文字と紙のおかげで、税金の計算及び管理が容易になり、中国は発展を遂げたわけです。

また、歴史を振り返ると、繁栄した国はどこも道路網がしっかり整っているという共通点があります。

道路網が整えば、紙を使って大量の情報を遠隔地に届ける事が出来ます。

この歴史からわかる事は、情報伝達がしっかりしている国/会社は発展するという事です。

裏を返せば、敵や競合を負かせたい場合、相手の情報経路を遮断すれば自滅する可能性が高いとも言えます。

ネットがこれだけ普及した現代において、情報経路や伝達に不安を抱く人は少ないでしょう。だからこそ情報が伝達できなくなると多分国民はパニックになるでしょう。

ではこの歴史を会社単位で捉えるとどうでしょうか？会社内の人達に情報が伝わっているか否かが会社の発展の鍵になるという事です。

ネットで情報を伝えやすい社会であっても、会社の情報が本当に社員に伝わっているかは別問題です。

というか、リーダーの立場になって初めて人はびっくりするほどすぐに忘れる事に気づきました?

なので、僕は人は忘れるという事を前提に、トレーニングや会議でしつこく前回の内容を確認したりします。

以上applemint 代表佐藤からでした！