こんにちは、applemintの津山です。私と同じ30代中堅社員のみなさんに質問ですが、プレゼンに自信はありますか?
おそらく、30代のみなさんでも自信を持って「プレゼンが得意」と言える人はそんなに多くないと思います。特に私のように転職して新しい仕事内容でプレゼンとなれば、緊張してうまく話せない!という人はさらに増えると思います。
実際私も、前職の経理時代を含め過去に何度もプレゼンに失敗しました。プレゼンがうまくいかないのは、プレゼンで達成したい目的と資料が一致してない、プレゼンの構成が悪い、発表の仕方が悪いなど様々な理由があります。
でも安心してください、プレゼンはコツさえ押さえれば、誰でも相手に聞いてもらえる内容にすることができます!今まさにプレゼンで悩んでる皆さんは今すぐ知りたい内容ではないでしょうか?
そこで今回は、applemintで社員全員が意識している、プレゼン改善の重要ポイントを紹介します!
実際に私が経験したやりがち失敗談も踏まえつつ、プレゼンの資料作成とプレゼン本番で押さえておきたいコツを、まとめてお届けします。
人前でプレゼンする機会が増えてきた30代の皆様、このブログでプレゼンのコツを身につけて、私と一緒にプレゼンへの苦手意識を今すぐ払拭しましょう!
Contents
プレゼン資料作りで意識するコツ
まずはプレゼン資料作りで意識してほしいコツをお伝えします。これはapplemintで、CEOのこれまでの経験とノウハウをもとに社員全員に共有している内容です。
今回紹介するコツを意識するだけでかなり伝わりやすさが変わるのでぜひ試してみてください!
プレゼン資料にはゴシック体を使う
プレゼン資料のフォントには、ゴシック体がオススメです。理由はゴシック体は太さが均一なので、視認性(目で見たときの確認のしやすさ)が高く、広い会場でもパッと文字が見え理解しやすいからです。
具体的にどういう違いがあるのかわからない方もいると思うので、以下によく利用されるゴシック体と明朝体の特徴を簡単にまとめます。明朝体は長い文章でも疲れにくいことから、A4の補足資料やアジェンダでは使われています。
<ゴシック体>
縦横の太さが均一な書体、一目見て瞬時に認識しやすい
<明朝体>
漢字や仮名の止め、跳ね、払いが表現された書体、長く読み続けても疲れにくい
プレゼン資料では優先順位とレイアウトを意識
プレゼン資料では内容に優先順位をつけること、優先して伝えたい内容に目線が行くようレイアウトを意識するのが大切です。
よくありがちなのは全てを同じ文字サイズにしてしまい重要ポイントがぼやけたプレゼン資料を作ってしまうミスです。
特に以前の私のように経理などのバックオフィスで働く人はプレゼンを作り慣れてないので、意識したいポイントです。
<優先順位のつけ方>
- まず自分が伝えたいメッセージを全て書き出す
- 書き出したメッセージの中で、どのメッセージをどれだけ伝えたいか優先順位をつける
<レイアウト>
- 文字の大きさの違いを活用する
- 一番伝えたいメッセージが最も目立つように大きくする
- 左右に情報を並べる(目線が上下に動くと疲れるため)
伝えるメッセージを箇条書きにしている人は多いと思いますが、そこで優先順位をつけることは意外と忘れがちです。
つまり優先順位を意識することでグッとプレゼン資料が見やすくなり周囲と差がつけられると思います。
伝えたいメッセージが目立つようにする、というのは、プレゼン資料でもブログのカバーページでも一緒です。伝え方がどれだけ大事かがよくわかる具体事例は、こちらのブログを参考にしてください!
また人間の目線は、ページの大まかな情報を得たいときはZの形で動きやすい「Zの法則」というのがあるので、複数情報があるときは情報を左右に並べることで見ている人が内容を把握しやすくなります。
コンビニの陳列やウェブサイトのトップページでもZの法則が使われています。
プレゼンレイアウトについて、重要なプレゼンのために本当に見やすい、美しいデザインの資料を作りたいのであれば、Envato Marketなどで既製のテンプレを買うのがオススメです。(ただサブスクリプション登録制なので月額19~33ドルくらいはかかります。)
プレゼン本番で意識するコツ
プレゼン資料が完成したら、次は最も重要な本番です。プレゼン本番に向けて練習が必要なのはいうまでもないですが、その際に「構成」と「話し方」、この2つを意識して話すことで内容の伝わりやすさが変わります。
プレゼン構成で押さえておきたい3つのコツ
まずプレゼン本番で意識したい構成についてのコツを3つお伝えします。
- 最初に結論を話す
- 最初に聞き手にとっての利益(話を聞くことによるベネフィット)を話す
- 道筋を通して話す(結論(事象)→仮説(事実に基づく背景理由)→次に取るべき行動)
最初に結論を話すのは、プレゼンでも通常の報告でも一緒です。またそれに加えて最初に「このプレゼンを聞いたほうがいい理由(聞くことで何がわかるのか、聞くメリットは何なのか)」を話すことで聞き手の集中力が変わってきます。
そして話の内容があちこちに飛ばないことも重要です。結論(事象)→仮説(事実に基づく背景理由)→次に取るべき行動という順で伝えます。
最初から最後まで一貫したロジックを持って伝えることで、相手もプレゼンを聞くことによるメリットが理解しやすくなります。applemintでは報告やプレゼンの時、社員全員がこれらのルールを意識しています。
これに加えて、言葉遣いを聞き手のレベルに合わせて使い分けることも大切です。例えば広告のことを知らない人に『CVが改善します!』と急に言っても伝わらないですよね。(CV=購入数や予約数のこと。コンバージョンの略)
経理時代は、他の部署の人に専門用語を連発してしまい、経理の話は難しいとよく敬遠されてました…今思えばもっと伝え方を工夫すべきでした。
プレゼンの話し方で押さえておきたい3つのコツ
プレゼンの構成ができたら、次は話し方です。話すときは以下の3つのポイントを意識します。
- 自信を持って話す
- 声の強弱を活用し大事な部分を大きな声で強調する
- ボディランゲージをする
どんなにいい内容でも、自信なさげに話したことは伝わりません。TEDでプレゼン動画を見ても、うつむいて原稿を見てるプレゼンターはいないですよね?
自信を持っているように見せるには少なくとも「原稿を覚えて目線を上げて話すこと」が必要です。
他には「あー・あのー」などの無駄な言葉や、「~だと思います」などの曖昧な言葉は使わないことです。これらのポイントは事前練習を重ねることで改善します。
そして「大事な部分は大きな声で説明する」、「大事な場面でボディランゲージを入れる」ということも重要です。
ただし意味もなく手を動かすと聞き手の集中力が削がれます。普段は腕は前で軽く握るなど、自分がリラックスできる場所に置いておくポイントです。
私は過去に「スピーチ世界チャンプの魅惑のプレゼン術」という本を読みましたがその本にも同じことが書かれていました。
それ以来プレゼンがあれば、今回紹介した3つのポイントは常に意識しています。自然にできるまで何度も練習して、実際にビデオで録画してみるのがオススメです。
今回紹介した内容は、applemintの全ての社員が意識しています。実際に社員全員にプレゼンする機会が与えられ、実践練習もしています。
私自身も後輩が増え、トレーニングなどプレゼンする機会がますます増えるので、今後さらに意識して改善したいと思います!
このブログを読んでくださった、特に30代の重要ポジションを任されつつある皆さんも、ぜひこれらのポイントを意識して一緒にプレゼンの質を改善しましょう!
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