【代理店はつらいよ】台湾インフルエンサー事件簿3選

【代理店はつらいよ】台湾インフルエンサー事件簿3選

こんにちは、applemint の Hiro です。

突然ですが、Youtuber ヒカキンさんの年収をご存知でしょうか?
彼の推定年収はなんと7〜8億円なんだそうです…とんでもない額でもはや想像がつきません。

今やマーケティングにかかせぬ存在、Youtuber・インスタグラマーやブロガーですが、私にとって彼らとのお仕事は
「次はどうやったらこんな問題を起こさずに済むのか?」
という反省の繰り返しです。

あくまで台湾での話ですが、連絡が返ってこないのはもはや当たり前。試用商品を渡ししてからも 3 日に 1 回しか返事がなかったり、こちらが用意した脚本とは全然違うものが出てきたり、一番困ったのは商品をもってそのまま消息を断つ人がいたりなど…

とはいえ、インフルエンサーマーケティングは強力ですし、applemint としても全てのクライアントに継続的な実施をおすすめしています。

このブログでは私が遭遇したインフルエンサー事件簿3選をお送りします。

このブログの目的は私の失敗を誰かの役に立てる事です!
今後インフルエンサーの施策を実施する方の参考になれば嬉しいです。

「事件簿1」声出し NG の Youtuber

台湾の Youtuber

Youtuber として活動している方なのに声出し NG …です。当時の依頼内容は 60 秒程度の商品紹介動画を Facebook へ投稿して欲しいという内容です。

契約書を交わした後「声出し NG 」とのお達し。

理由を聞いても、とにかく声は録音できないと一点張り。せっかく動画慣れしている Youtuber を起用したにも関わらず理想よりも素朴な紹介動画となってしまいました。

インフルエンサーと呼ぶにはギリギリのファン数だと感じましたが、大物感溢れる彼女に今後のご活躍をお祈りしたいと思います…

『反省と対策』

この事件依頼、動画撮影を含む案件では声の録音可否を事前確認するようにしています。

結構な確率で「え?(この人何言ってるんだろう)」みたいなリアクションが返ってきます。

しかし念には念を。こういった特殊なケースに当たることもあると頭の片隅に置いておくと良いのではないでしょうか。

「事件簿2」照明命のイケメン Youtuber

台湾のイケメン Youtube

とある基礎化粧品の紹介動画撮影での事です。普段からスキンケアやコスメの紹介をしている美容系イケメン Youtuber の方に依頼を出しました。

しかし撮影された動画を見てがっかり…

「照明の当てすぎで商品使用前後が同じ顔…」

確かに彼の過去動画を再度確認したところ、照明強めか、日光の強い時間帯の撮影が多い事に気付きました。

なんとか照明加減を調整して貰えないか交渉をしてみると、触れてはいけない所に触れてしまったのか「商品が悪いんだ!」とお怒りモード。

結果的になんとか再撮影に着地する事ができましたが、譲れない条件のある方もいるのだなと改めて気付かされました。

『反省と対策』

インフルエンサーにも個々のブランドがあり、照明は譲れないなんて方もいたりするようです。

一時期テレビで Youtuber 特集みたいな番組が流行りましたが、Youtube でみる姿とテレビに映る姿にギャップがある方が多いなという感想を持ちました。

やっぱり自分が綺麗に映る角度や方法で撮りたいと思うのは当然です。

今回のケースのように、顔に使用する商品は照明の影響を受けやすいので、事前調査の際は照明の具合に注意する必要があると学びました。

事件簿3」商品持ち逃げブロガー

逃げる

複数の商品を受け取って音信不通となった某有名ブロガーのお話しです。

結構前の話になりますが、仲介の代理店を通して成果報酬型のブログ施策を実施する事になりました。

売れた分だけブロガーに報酬が入るシステムなので彼女にとっても悪い話ではありません。そのため出稿費なしで商品紹介ブログを執筆していただけるという事になり複数の商品をまとめて依頼する事にしました。

しかし、待てど暮らせどブログが公開されません。また、仲介していた代理店からは「もう3ヶ月は連絡がついていない」との連絡を受け、この彼女とのケースは計画倒れとなりました。

彼女とは別のケースでも間接的にお仕事をした事がありました。ファンが多く、ブログもきちんと対応してくれる方だと認識していたので驚きでした。

『反省と対策』

反省すべき点は2つあります。

まずは適当な代理店を信用しない事です。

インフルエンサーのサービスを提供する代理店はたくさんありますが、個人的には信用できない企業ばかりだと感じています。

価格決定方法やインフルエンサーの管理体制をどうしているか。また、ドタキャンや音信不通などの自体が発生した場合の対応などを契約書に入れてもらう等の対応が必要だと思いました。

2つ目の反省点は音信不通の予防策がなかった事です。

この代理店の場合、メールでしかやりとりをしていなかったそうです。

こういったケースを解決するため実際に私達が心がけているのは
①電話番号またはLINEを交換する
②通話ミーティングを行う
の2点です。

いつでも連絡がつくようにする事、また、ミーティングの場を持つ事で無責任な音信不通の状況を予防できるようになったと感じています。

また、ミーティングの場を持つ事で提出してもらうコンテンツの品質が改善されたと感じています。

最後に

以上インフルエンサー事件簿3選、いかがでしたでしょうか?

今回は苦労話に絞ってお話をしましたが、インフルエンサー施策大変な分その価値があるとも思っています。

以下の記事に実際の実施例や自分でインフルエンサーを手配する際の手順など、初心者の方でも参考にできるようにまとめています!
是非ご参考ください。

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kol taiwan

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