こんにちは!applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。台湾でも最近 1ページの長い LP を良く見る機会が増えました。1 ページの LP って 1ページでサイトの閲覧から購入まで完結するので便利ですよね!
そんな 1ページの LP は、直帰率も離脱率もほぼ同義なのですが、このブログではどちらの指標を見るべきか簡単に説明したいと思います。
直帰率とは (bounce rate)
直帰率は簡単にいうと何パーセントが 1ページしか見なかったかということです。一般的にこの数字が大きければ大きいほどよくないです。
つまり1 ページの LP で、 2 ページ目が thank you page であれば 何パーセントが購入をせずにさよならしたかということです。1ページのLPの場合「直帰率 = 購入に結びつかなかった率」ということです。(直帰した回数÷そのページから始まった回数)
離脱率 (drop-rate)
次に離脱率とはその名の通り離脱した率を言います。1ページの LP であれば直帰率とほぼ同じ意味です。
離脱率を知る目的はどのページで離脱率が高いかを明らかにすることです。少し分かりづらいので実際にそれぞれ計算してみましょう。
実際に計算してみた
例えば以下の行動が見られたとします。
Aさん
1回目:LP訪問→離脱
2回目:LP訪問→離脱
3回目:LP訪問→離脱
4回目:LP訪問→ thank you page (CV)
まずは直帰率。 上の例だと LP 訪問からセッションは合計4回あります。そのうち次のページ (thank you page) に行ったのは1回で3回は離脱しています。
この時の直帰率は4 回セッション中3回何もせずに離脱しているので直帰率は 3÷4で75% です。つぎに離脱率ですがまずは PV 数を数えます。LP のPV は全部で 4回あります。そのうち LP が最後のページだったのは3回。つまりここでも計算は一緒で 3÷4 で 75% なのです。
それぞれの使い方
直帰率: CV をしていない比率、コンテンツを全く見ていないユーザーを見たい時
離脱率:複数ページがあるウェブサイトでどこのページでユーザーが離脱 (bye bye) したか見たい時。
1 ページの LP はぶっちゃけどちらを見ても似たような数字になるはずなので直帰率で十分だと思います。
以上簡単な復習でした!
※当記事は個人的な意見であり、その内容・効果について保証するものではございません。
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