こんにちは、applemintの木村です。
「プレゼンが苦手」と感じたことはありませんか?
たとえば、自分ではしっかり内容を準備したつもりでも、いざ本番になると相手の反応が今ひとつだったり、質問タイムで要点がうまく伝わっていないことに気づいて落ち込んだり……😢。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
applemintでは、日頃からクライアント企業の課題やプロジェクトにあわせてプレゼンテーションを行っています。とくに私たちは「デジタルマーケティング」の領域で、クライアント(とくに日系企業や台湾企業など)のニーズを掘り下げながら、分かりやすく伝えることを意識しています。
今回は、その中でも特に「相手に伝わるプレゼン」を行うために、applemintが意識しているポイントをご紹介します!対面とオンライン、それぞれの場面で役立つコツをまとめました。プレゼンの質を上げて、商談やプロジェクトを円滑に進めるヒントになれば幸いです。
Contents
対面プレゼンのポイント
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結論から話す
対面プレゼンでは、時間が限られていることが多く、また忙しい相手に対して要点をわかりやすく伝える必要があります。そのため、まずは「結論から話す」ことを心がけましょう。プレゼンの冒頭で「本日の結論」「プレゼンのゴール」を提示することで、聞き手は全体像を把握しやすくなります。結論が先にあることで、その後の説明も理解しやすくなり、「今どこを話しているか」を整理したまま聞いてもらえるメリットがあります。
トーンや抑揚を意識する
対面ではプレゼンターの熱量や真剣さがそのまま伝わるため、「声のトーン」「抑揚」「話すスピード」が非常に重要です。
- 同じ内容でも、声の強弱や間の取り方ひとつで印象が変わります。
- 聞き手の反応を見ながらペースを調整し、ポイントとなる部分では少しゆっくり話してみると効果的です。
プレゼンには内容だけでなく、話し方や雰囲気も大きく影響することを忘れないようにしましょう。
ボディーランゲージを活用する
人は視覚情報から多くを受け取ります。言葉以外の部分「姿勢、視線、手振り」といったボディーランゲージも、相手にとって重要なヒントとなります。
- 話している最中は常に相手の目を見て、まっすぐ立ちます。
- 内容を補足するように適度なジェスチャーを入れることで、聞き手は話に集中しやすくなります。
ただし、必要以上に大きな動きや過度なジェスチャーは逆に気を散らす要因にもなりかねないので、ほどよいバランスを心がけましょう。
クライアントの目的を理解し、専門用語を避けて説明する
クライアントが何を求めているのかを明確に把握することで、プレゼンの方向性が定まります。私たちapplemintは、プレゼン前に必ずクライアントの目的や課題を確認し、それに即した提案内容にするようにしています。また、専門用語や略語は使いすぎると相手が理解しづらくなる原因となります。
- どうしても専門用語が必要な場合は、図や事例を使って「なぜ必要なのか」を丁寧に補足説明すると効果的です。
これはとくにマーケティング領域において大切なポイントです。「コンバージョン」「リードナーチャリング」など、業界では当たり前の言葉でも、相手にとっては必ずしも馴染みがあるとは限りません。相手の立場や状況に寄り添った言葉選びを心がけましょう。
自信を持って説明できるように準備する
最後に、やはりプレゼンは「準備」がものをいいます。自信を持てない原因の多くは、当日の資料やシミュレーション不足にあります。
- 資料は何度か読み返し、想定質問をリストアップする
- 話す順番や時間配分をあらかじめ決め、リハーサルを行う
このような準備を丁寧に行うことで、自分が話す内容に確信が持てるようになります。その結果、自然とプレゼンに落ち着きが生まれるはずです。
オンラインプレゼンのポイント
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コロナ禍以降、オンラインでの商談や社内外のミーティングが急増しました。物理的な対面と比べ、オンライン上ではプレゼンターの情報量が限られます。その分、画面に映る表情や声、資料が大きな役割を果たします。以下のポイントを意識してみましょう。
静かな場所で参加する
オンラインでは周囲の雑音があると、相手にとって非常に聞き取りにくくなります。
- 会議室や自宅など、静かな場所を確保し、外部の音が入らないように注意する
- マイクやイヤホンを使用してクリアな音声を届ける
相手がストレスなく話を聞けるように、音声環境に気を配ることが大切です。
カメラの位置を胸より上に調整する
オンラインでの第一印象は、映し出されるカメラ映像が大きく左右します。
- カメラの角度や位置が顔を下から映してしまうと、不自然な印象を与えたり暗い雰囲気に見えたりする場合があります。
- できるだけ胸より上が映るようにし、明るい部屋で顔が暗くならないようにライトや自然光を活用しましょう。
カメラ映像を見ながら、相手がどのように自分を見ているかを意識することがポイントです。
相手の顔が見えるように設定する
オンラインプレゼンでは、つい画面上の資料や自分の映像に意識が向きがちです。しかし、できるだけ相手の表情を確認しながら話すことで、対面に近いコミュニケーションが可能になります。
- Web会議ツールのレイアウトを調整し、相手の顔も常に視界に入るように設定する
- 相手の反応(うなずき、首をかしげるなど)を感じ取って話すスピードや説明を調整する
オンラインだからこそ、より繊細に相手のリアクションをつかむ工夫が必要です。
画面共有を適宜活用する
オンラインでは、資料の見せ方も重要です。
- 必要に応じて画面共有を行い、プレゼンの視覚的サポートを強化する
- ドキュメントやスライドを見ながら説明する場合は、あらかじめ全体の流れを示すスライドを用意しておくと、相手が混乱しにくくなります
ただし、画面共有に頼りすぎると、資料をスクロールするだけの「説明会」になってしまいがちです。適宜自分の映像に切り替えたり、質疑応答の時間を挟んだりして、インタラクティブなプレゼンを心がけましょう。
まとめ
プレゼンは準備や伝え方の工夫次第で、相手への伝わり方が大きく変わります。
- 対面では、結論を先に示し、トーンやボディーランゲージを活用して相手の理解を助ける
- オンラインでは、カメラや音声環境、資料共有のしかたなど、画面越しの環境を整えて聞き手に負担をかけない
これらのポイントを意識することで、あなたのプレゼンがより伝わりやすいものになるでしょう。
applemintでは、日系企業・台湾企業を中心に、デジタルマーケティングの戦略立案から実行支援まで行っています。そのプロセスの中でクライアントの課題や背景を深く理解し、目的にあわせた提案を大切にしています。専門用語に走りすぎず、必要な部分はかみ砕いて伝えることで、お客様が納得して次のアクションに進めるようサポートします。プレゼンに限らず、コミュニケーション全般で「相手目線を意識すること」が最も重要だと考えています。
もし「自社のデジタルマーケティング戦略を見直したい」「台湾における販路拡大を検討している」というお悩みがあれば、ぜひお気軽にapplemintにご相談ください。私たちのプレゼンや提案が、より多くの方のお役に立てることを願っています。
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