台湾テレビやラジオ出演のギャラと舞台裏の話

台湾テレビやラジオ出演のギャラと舞台裏の話

こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!

今日は、僕が台湾のテレビやラジオ番組に出演した際のギャラや舞台裏のお話をしたいと思います。

「テレビに出演すると、実際にはこんなことが起きました!」というエピソードを、少し詳しくお伝えしますね。

以前、ポッドキャストでも少しお話したかもしれませんが、その時はギャラについては触れなかったと思いますので、今回はその辺りも踏み込んでいきます。

初めてのテレビ出演とギャラの話

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まず、みなさんが一番気になるであろう「お金(ギャラ)」についてお話します!

僕が台湾で初めてテレビに出演したのは、2021年か2022年頃だったと思います。
正確な時期は曖昧なのですが、はっきり覚えているシーンがあります。
それは、収録開始直前までマスクをしていて、カメラが回り始めた瞬間にマスクを外したという場面です。

これは2019年ではありえない光景なので、撮影はおそらく2020年以降だったと思います。

その時、僕がいただいたギャラは「2000元」でした。もしかしたら2,500元だったかも😅

ただ、3,000元もらった印象はないので、2,000元前後だと思います。

その後、この番組には合計2回か3回ほど出演させていただきました。ギャラはいつも同じでしたね。

内容は『東アジアの政治経済を語る』というもので、1時間ほどのトーク番組でした。

なぜ僕?といつも思いながら収録に臨んでいたのを覚えています😆

僕がテレビに出演することになった意外な理由

では、なぜ僕のような無名な人間が出演できたのか?

これは完全に「人脈」のおかげです。あ、そうは言っても僕の人脈がすごいというよりは、本当にたまたま日本人の友人の知り合いがテレビに出て、その後友人にテレビ出演の打診がかかったものの、会社としてNGだったので僕に声がかかったというものです。

なので、最初にテレビ局がキャスティングしようとしていたのは別の日本人の方で、僕はプランBとして出演したらその後、2-3回出る事になったって感じです。

僕自身、その当時から現在に至るまで特別有名な経営者でもなんでもありませんし、正直なぜ僕が?と感じる人も多いと思います。

実は、そんな裏事情がありました。

あ、あと流暢な中国語が喋れるっていうのは、大きいですね。

テレビ出演をきっかけに他の番組へも

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最初の出演がきっかけとなり、次は別のテレビ局の番組からも声がかかりました。こちらは「投資関連の番組」で、多い時は毎月1回程度出演させてもらい、合計4回ほど出演したと思います。

一番最初に出演した番組は1年後に打ち切りになりましたが、2回目に出演したこの番組は今も続いているんじゃないでしょうか。

番組は80%投資の話をしているのですが、たまに日本や韓国、中国の経済状況について喋るシーンがあります。
僕は、「日本の政治経済」や「日本の生活環境」といったことを日本人の視点で話すという役割でした。

この2回目に出演した番組では、ギャラが少し上がって「3000元」でした。

ただ、これは僕の出演料を知ったから向こうが上げたわけではなく、単純にテレビ局ごとの出演料の最低ラインが違っただけだと思います。

ちなみに、2024年にバイリンガルのラジオ番組に出演した際のギャラは2000元でした。

テレビ出演の舞台裏

次に、出演の裏側についてお話すると、まず「拘束時間」が結構長いです。

例えば、僕が出演した1時間のトーク番組の場合、収録前にはメイクやヘアセットがあり、台本には、収録の30分前に着くように指示されます。

あ、ちなみに事前打ち合わせはないです😅

これは面白かったです。一応台本はもらいます。

普通だったら、台本を基に何を喋るか事前に確認しそうなもんじゃないですか?っていうか僕はそう思っていたんですけど、事前確認はありませんでした。

万が一何か下手なこと喋ってもカットするってことなんでしょう。

1回目の撮影は台北市内のオフィスからすぐの場所だったので、とても楽だったのですが、2回目に出演した番組がなんと撮影場所が林口という場所でした。

ここは台北市からだと中々アクセスが悪い場所にあります。出演者のみなさんは車で来られていたようですが、僕は車を持っていなかったため、バスやタクシーで片道1時間かけて行きました。

しかも、撮影って時間通りに始まらないことがほとんどで、大抵司会者や現場で地位が高いと思われる人の前のスケジュールを尊重して、そのスケジュールが終わってから撮影が始まります。

そうすると、例えば14:00 に撮影スタートと台本に書かれてある場合、13:30 の集合に合わせて12:30 に台北市を出発し、実際の撮影は14:30 や15:00ぐらいからスタートして1時間かけて行われ、16:00 に解散。
僕はそこから1時間かけて家に戻るので、拘束時間は4時間半って感じです。

4時間半でギャラが3,000NTD (交通費を引くと、2,000NTD程度) っていうのは、学生ならまだしも、大人になると中々コスパが悪く、2024年に一回だけ出たのを最後にその後ほとんど出ていません。

1-2回断ると向こうも、LINE をしなくなります😅

収録後の話

余談ですが、収録後出演者はバイトみたいな感じでみんな「お疲れ〜」と言ってすぐに帰ります。

てっきり出演者同士で色々話すのかなーとか思っていた僕にとってこれは意外でした。

本当にカメラが止まった瞬間、みんなさーと帰ってました😅

テレビ出演後の実際の効果は?

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出演当初、僕はテレビ出演のURLを母に送って親孝行したり、出演がビジネスや人脈に繋がるのでは、と期待していました。

しかし実際には特に問い合わせが増えたり、人脈が劇的に広がったりといった大きな効果はありませんでした。

あ、母はとても喜んでくれました👍

本当にびっくりするぐらい何もありませんでしたが、確かにニュース番組や特集のキャスターの人なんて誰も注目しないですよね😅

一番良かったのは、テレビ局の方々と知り合えたことですね。これは今も助かっています。

とはいえ、テレビ局の人は僕が出ようが出まいが知り合いなので、徐々にテレビ出演に対する僕の意欲は薄れていきました。

テレビ出演は結局良かったのか?

出演してみた感想としては、「親孝行にはなったけれど、ビジネスとしてのメリットはあまりなかった」というのが正直なところです。

ただ、良い経験になったことは間違いありませんし、話のネタにはなりました。

最初に出た時は、本当に緊張して、台本も何度も読み返して自分が言うセリフを覚えたりもしました。

しかし、いい意味でも悪い意味でも割と適当な事がわかると、結構リラックスして臨めて、後半の方は言いたい事が言えた気がします。

以上が、applemint代表の佐藤が台湾のテレビやラジオ番組に出演した際の、リアルな舞台裏のお話でした!

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

それではまた!

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Leo Sato 佐藤峻

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