台湾アニメ業界進出者必見!現地イベントでトレンドを掴め

台湾アニメ業界進出者必見!現地イベントでトレンドを掴め

こんにちは、applemintのKayです!台湾が日本アニメ大好きであることはご存知の方も多いと思います。今回は台湾アニメ業界に進出する方なら絶対外せない、台湾アニメイベント一覧や注目ポイントをご紹介します。

弊社ではアニメ進出業界のクライアントがいるため、毎月何らかのアニメイベントに参加して、直接現地の様子を調査しています。

台湾は日本のアニメタイトル輸出本数が世界に3番目で多い場所であり、日本アニメに対する熱狂ぷりは日本と肩を並べるほど。台湾の漫画フェスティバルでは、一度のイベントで数十万人を動員することも珍しくありません!

そこで今回の投稿では、日本のアニメ業界に従事する方々に向けて、トレンドを知るために行くべきイベント情報と、マーケティング活用のポイントをご紹介します!

台湾で行くべきアニメイベント

最初に、台湾で絶対1度は参加すべきアニメイベントを以下にご紹介します。

  1. 台北國際動漫節
  2. 漫畫博覽會
  3. バハムートMuse木棉花などのイベント
  4. FancyFrontierなどのコミケ

1.2.のイベントは1日で数十万人を導入する日本のコミケレベルの公式イベントです。ゲームショウに近いかもしれません。私はとりあえず全てのイベントに顔を出しました。

どのイベントを覗けば良いのか知りたい人のために、次からそれぞれのアニメイベントの特徴をご紹介します。

それぞれの台湾アニメイベントの特徴

その1. 台北國際動漫節

その1. 台北國際動漫節
引用元:バハムート公式サイト

台湾で最も注目のアニメイベントといえば、毎年冬に開催される台北國際動漫節です。

場所は南港展覽館、台湾でも最大規模の国際展示会場で開催されるイベントで、2023年1月の台北國際動漫節では4日間で45万5千人以上(過去最高)、520個のブースが大集結しました。

台湾でアニメIPを扱うMUSEやAni oneといった企業から、個人出展のお店まで、幅広いアニメグッズが手に入ります。

その1. 台北國際動漫節のブース
引用元:バハムート公式サイト

中でも、特に売れているのはお得な福袋です。進撃の巨人、SPY&FAMILYなど、人気アニメキャラのグッズが800台湾ドル(23年11月現在で3,800円〜)で買えるので、これをお目当てに長蛇の列ができます。

その1. 台北國際動漫節の福袋

ちなみに、午後2時に私が到着した際は、すでにいくつかのアニメ福袋は売り切れ状態でした。

日本の声優(2023年はチェンソーマンに出演中の戸谷菊之介 楠木ともりさんが来ました)や、監督、コスプレイヤーも招かれ、イベントチケットは売り切れが続出していました。

ちなみに、なぜ冬開催かというと、台湾の春節(旧正月)前後は台湾の人がボーナスやお年玉をもらうので、オタクの軍資金が潤沢にあるためだと思います。

今後台湾のアニメ業界に進出したいなど、アニメファンの動向をつかみたいなら絶対に外せないイベントと言えるでしょう!

その2. 漫畫博覽會

その2. 漫畫博覽會
引用元:バハムート公式サイト

続いては、夏のコミケに匹敵するイベント「漫畫博覽會」をご紹介します。漫畫博覽會は台北101に近いワールドトレードセンター(世貿一館)で開催されます。

漫畫博覽會の方も、人気IPのグッズが大集結して長蛇の列ができるなど、台北國際動漫節とあまり変わりません。2023年は5日間で64万人の集客があったそうです。

こちらの方は、2022年から同時開催でゲームショウもやっており、ゲーム好きと漫画好きがまとめて集まる場所となっています。

もしアニメ事情だけじゃなく、台湾ゲーム市場についても知りたいよ、という方はこちらのイベントを訪れてみるのも良いでしょう。

その2. 漫畫博覽會の様子
引用元:バハムート公式サイト

その3. バハムートMuse木棉花などのイベント

その3. バハムート、Muse木棉花などのイベント

こちらは、アニメグッズやアニメの版権をとり扱う会社が開くイベントもあります。例えば手広くアニメ放送をしているバハムートMuse木棉花mightymedia曼迪などが有名です。

中山か信義にある新光三越のイベント会場で開催されることが多く、規模自体はそこまで大きくありません。ただ、お買い物ついでのお客さんも来るようで、上記2つのコミケとは異なる客層が見られます。

その3. バハムート、Muse木棉花などのイベントの客

この手のイベントは自社が扱っている版権のアニメグッズしか扱えないため、種類もそこまで多くありません。

ただ、皆様の会社が特定のアニメグッズを販売している場合は、おそらくライバルになると思いますので、見に行って損はないでしょう。

その3. バハムート、Muse木棉花などのイベントの売り物

その4. FancyFrontier(コミケ)

その4. FancyFrontier(コミケ)

最後に、定期的に花博公園で開催されているコミケ&同人誌即売会、FancyFrontierをご紹介します。

こちらは土日、2日間に分けて行われるイベントで、同人誌の即売会、コスプレ撮影会、アニメ関連商品の販売がメインです。

といっても、国際動漫節のように大手企業は少なく、どちらかというと個人創作活動のグッズ販売をメインとしています。

個人創作活動、コスプレ関連のイベントを知りたい方は、FancyFrontierに行ってみると雰囲気がわかると思います。

日本人でも出店できるので、興味があれば出店を実際に試してみてもいいかもしれません。(私がいった時も日本人のコスプレイヤーさんが結構いました!)

コミケ

まとめ:台湾のアニメ業界進出は今がチャンス

いかがでしたか?今回は台湾のアニメイベントをまとめてご紹介しました!日本のメガヒットアニメの登場や、懐かしアニメの復興で、台湾のアニメ業界も熱い盛り上がりを見せています。

また円安の影響もあるのでしょう。現在弊社のアニメ関連のクライアントのデジタル広告も、かつてないほど好成績を見せており、今はほんとに日本商品を売るチャンスだなーと実感しています。

しかも弊社では、現地イベント開催ノウハウもあるので、実際にイベント出展をするマーケティングやお手伝いもできます。

円安の今こそ、アニメ業界はチャンスです。もしこの機会に、台湾アニメ業界に進出したいとお考えの方は、ぜひこちらからご連絡ください!

applemintへのご相談やご連絡はこちらから!

Kaori Tsuyama

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