こんにちは! applemintインターン生の馬場です!
台湾に長期滞在しようと思ったらまず家探しの問題にぶち当たると思います。
皆さんはどうやって家を探していますか?
私は台湾に来る1ヶ月ほど前からネットで家探し始めたのですが、台湾の家探しに関する有益な情報がなくとても苦労しました。
住む家が決まらないまま渡航したため、とても不安なまま台湾に来ました。
そこで今回のブログではこれからワーキングホリデーや語学留学などで台湾に滞在する予定の人に向けて台北での家探しの方法を書いています。
このブログを見れば、自分の条件にあった台湾での家探しの方法が分かると思います!
Contents
私がどうやって家を探したか
はじめに、私が台湾でどのように部屋を探したのか紹介します!
私はまず住むうえで譲れない条件をあげて探し始めました。
私が決めた条件は以下の5つです。
①なるべく台北の中心地である
②MRTの駅から近い
③シャワーとトイレに仕切りがある
④机、クローゼットがある
⑤大家さんが日本語または英語をはなせる
部屋の種類は、この5つの条件に当てはまっていればアパート、ルームシェアでもどちらでも良いと思っていました。
予算は10,000NTD〜13,000NTD程度で考えていました。
台北の中心地から少し外れたところを探せばもっと安い部屋がたくさんありますが、交通の便が良いところに住みたかったので、頑張って探しました。
最終的に、12000NTDの部屋を借りる事ができました。
いくつかのサイトを見て、気になった部屋のオーナーに連絡して見学のアポイントメントを取りました。
電話でしか連絡が出来ないオーナーには、台湾人の友人にお願いして連絡してもらいました。
1日で4つの部屋(シェアハウス2件、賃貸2件)の見学をして、最終的には賃貸のワンルームの部屋に決めました!
利用したサイト
次に私が家探しをしていた際に使っていた4つのサイトを紹介します!
1) 591
台湾で部屋探しといえばこのサイトです。
ウェブサイト、アプリの2種類があります。
サイト内は全部中国語ですが、必要な単語さえ覚えれば部屋探しができます
メリット:
①たくさんの物件の中から探せる
591は台湾で最も大きい部屋探しサイト、アプリで物件の数がとても多いです。
②サイト、アプリが使いやすい
条件や予算を指定して検索したり、キーワード検索ができるため、希望の部屋が探しやすいです。
個人的には4つの中で一番使いやすいサイトだと思います。
③電話で直接連絡できる
全ての物件のページに大家さんの電話番号が載っているので、すぐに連絡をすることができます。
中国語があまり出来なくて電話にはちょっと、、、という方は 大家さんのLINEのIDが載っている物件もあるのでその場合はLINEのメッセージでやり取りする事ができます。
デメリット:
①中国語ができないと借りられる物件の数が少ない
基本的には電話での連絡なので中国語ができないと難しいです。
外国人向けの物件で英語での対応可能なところもありますが、かなり数が少ないです。
②短い期間で借りられる物件が少ない
591に載っている物件は基本的に最低1年の契約ですが、半年より短い期間となると物件の数はかなり少ないです。
ただし、少ないですが全くないわけではないです。
キーワード検索で「可短租」と調べると1ヶ月から借りられる物件がいくつか出てくると思うので調べてみてください。
2) My Room Abroad
My Room Abroadは外国人の中長期滞在者向けの部屋探しサイトです。
シェアハウスとワンルームどちらもあります。
メリット:
①住んでいる人の情報がみれる
サイト上で現在住んでいる人の国籍、性別、職業を見る事ができます。
②日本語対応が可能
会員登録から支払いまで日本語で出来ます。
③クレジットで支払いができる
クレジット決済ができるので日本に居ても契約が出来ます。
現地で家探しをするのが不安な方や、住む家の心配をしたくないという人にはおすすめです。
デメリット:
①物件の情報は英語で書かれている
サイトの登録や手続きは日本語で出来ますが、
部屋の説明とアパートの説明は英語で書いてあります。
3) 台北掲示板
台北に在住している日本人のための掲示板です。
不動産物件だけでなく、アルバイトの求人など様々な投稿が掲載されています。
メリット:
①台北掲示板にしかない良い物件が時々ある
急遽引越しをしなければいけなくなった人の投稿などがたまに掲載されています。
もともと日本人が住んでいた家ということもあって設備が整っている物件が多い印象があります。
頻繁に掲示板チェックすれば良い物件に出会える可能性があります。
②日本語での対応ができる
日本人がテナントを募集している場合や、大家さんに頼まれて投稿しているものなので、日本語でやり取りをする事ができます。
デメリット:
①My Room Abroad と物件がかぶっている場合が多い
My Room Abroadのリンクを貼っているだけの投稿をよく見かけます。
②問い合わせをしても返事がない場合もある
実際に投稿の下にある問い合わせフォームで連絡をしましたが、しばらく経っても返事が来ませんでした。
※台北掲示板にあるアルバイトの投稿も返信が来ないと度々聞きます。
4) Facebook
looking for roommates or roomsというグルーブで部屋を探す方法です。
このグループは部屋のオーナーと部屋を探している外国人のためのFacebookのグループです。
簡単な英語の質問に答えてグループに入る申請をして、許可が出たら利用できます。
メリット:
①早く部屋が決まりやすい
投稿者はすぐに入居できる人を探していることが多いため、返信が早いです。
連絡してから入居までが一番早いのはこの方法だと思います。
②入居期間は柔軟に対応してくれる
投稿者は半年以上または1年以上のテナントを探している事が多いですが、それより短い期間で借りたい場合もメッセージで相談できます。
③部屋を借りたい人もグループに投稿する事ができる
住みたいエリア、期間、予算、細かい条件などを書いて投稿すると条件に合うオーナーから連絡が来ます。
デメリット:
①英語ができないと難しい
外国人向けのグループなので投稿は全て英語で書かれています。
投稿者とも messengerを使って英語でやり取りをするので、英語でのコミュニケーションが出来ないと部屋を借りるのが難しいと思います。
その他の探し方
1) 日本企業の仲介業者を利用する
台湾に進出している日系の不動産会社がいくつかあります。
これらの会社を利用して見るといいと思います。
メリット:
①日本人または日本語ができるスタッフが対応してくれる
日本語で対応してもらえるので安心して利用できます。
また大家さんとの間に入ってくれるので、トラブルを防げます。
②日本と変わらないクオリティの部屋が見つかる
取り扱っている物件は綺麗で日本と同じように住める物件が多いです。
台湾のひとり暮らしの部屋はトイレとシャワーが一緒になっている部屋が多いのですが、日系の仲介業者のサイトにはトイレとシャワーの間に仕切りがある部屋がたくさんあります。
デメリット:
①手数料がかかる
約1〜2ヶ月分の家賃を手数料として支払う必要があります。
②学生向けの物件が少ない
他のサイトに比べてそもそも物件の数が少ないです。
ワンルームや学生向けの部屋を探すのはとても難しいです。
③連絡が遅い
実際に日本にいる間に物件の問い合わせをしたのですが、返事が来るまでに数日かかりました。知りたい情報がすぐに手に入らないのは不便だと感じました。
2) 賃貸契約の通訳を利用する
語学学校のクラスメイトはこの方法で探しました。
借りられる物件を探して、見学、賃貸契約まで付き添ってくれるサービスです。
メリット:
①部屋を探す手間が省ける
住みたい部屋の条件を伝えると、物件をいくつかピックアップしてくれます。
日系の不動産会社よりも多くの選択肢の中から選ぶ事ができます。
②言葉が分からなくても安心
同行中は常に通訳の人が大家さんとのやりとりをしてくれるので、中国語に関して心配する必要がなくなります。
入居後の大家さんとのやりとりをサポートもしてくれるサービスもあります。
デメリット:
①費用が高い
物件見学の手配から契約までにかかる費用の相場は3〜5万円くらいです。
アパートとシェアハウスの違い
ワーホリや学生ビザで台湾に来る人の多くはアパートかシェアハウスのどちらかに住むことになると思います。
2つの特徴と、メリットデメリットについて説明していきます。
1) アパート(賃貸)
短くても6ヶ月〜、基本的に1年〜の契約です。
それより短い期間で借りられるか大家さんに交渉することもできますが、
その場合は家賃をあげられることが多いようです。
水道、電気代は使った分だけ次の月の家賃と一緒に支払います。
契約の時に1〜2ヶ月分のデポジットを支払います。何もなければ家を出る時に返されます。
メリット:
①自由に生活できる
好きな時にバスルームが使えるなど、周りの人を気にせずに過ごせるのがアパートの大きなメリットです。
デメリット:
①キッチンがない場合が多い
台湾の多くのワンルームの物件はキッチンがありません。
必然的に毎食外食になります。
②壁が薄い
よほどいいところに住まない限り、アパートと言えども物音は結構聞こえます。
隣の部屋のテレビの音が聞こえることもあります。
2) シェアハウス
家の広さや住んでいる人の数は様々です。
日本人オーナーのシェアハウスは家賃が比較的高いです。
家賃とは別に水道、電気代がかかり、請求がきたら他の人と折半して支払います。
メリット:
①家賃、初期費用が安い
一人でアパートを借りるよりも家賃は安いですし、家電などは揃っているため買う必要がないので初期費用を抑えることが出来ます。
②話し相手がいる
一人でいるのが嫌という人にはシェアハウスはおすすめです。
台湾人が住んでいれば中国語を練習するチャンスがあるかもしれないですね。
③清掃をしてくれる
共有スペースは、大家さんや清掃業者が掃除をしてくれる事が多いです。
デメリット:
①住んでみないと分からないことが多い
住んでいる人との人間関係が上手くいかなかったり、生活音が気になったりするととてもストレスが溜まると思います。
ですが、住み始めてからでないと分からないのが大きなデメリットです。
契約の前に確認しなければいけないこと
台湾での一人暮らしは日本と異なる点がたくさんあります。
契約の前に大家さんと確認した方がいいことがいくつかあるので説明していきます。
①エアコン、冷蔵庫、除湿器などの家電があるか
ワンルームの賃貸の場合、窓がない場合が多々あります。
窓のない部屋や洗濯物を干す場所がない場合、除湿器は必須です!
②自分で用意しなければいけないものの確認
シーツや枕などの寝具は自分で用意しなければいけない場合が多いです。
③ごみの捨て方
台北のごみ捨てにはいくつかの決まりがあります。
まとめて捨ててもらえるのか、自分で捨てないといけないのか確認しましょう。
④電気代
相場1メーター5元前後ですが、大家さんによって違うので事前に確認しましょう。
⑤家賃の支払い方法
直接手渡しで支払うのか、振込で支払うのか聞いておきましょう。
⑥保証人が必要か
契約書を書いて賃貸のアパートを借りる際、保証人が必要な場合があります。
私は台湾人の友人が保証人になってくれましたが、そういう人がいない場合は保証人が必要でない大家さんから借りるしかないです。
後悔しない部屋探しのコツ
何か月間も住む家なので居心地の良い家に住みたいですよね!
最後に、自分に合った部屋選びをするための私なりのコツを3つ紹介します。
①出来る限り自分で見に行く
写真と実物が違う場合が結構あります。
部屋だけでなく家の周辺のお店や雰囲気も実際に自分で見たほうがいいです。
②気になったらすぐにとりあえず連絡してみる
良い物件はすぐに埋まってしまうので早めに行動したほうがいいです。
台湾に来る3日くらい前に大家さんに連絡して見学の予約をすると、到着してすぐに部屋探しを始めることができます。
気になった物件が埋まってしまっていても、大家さんが複数の物件を所有していて、別の部屋を紹介してくれることもあるのでダメもとで連絡してみてもいいと思います!
③きちんとした大家さんを選ぶ
契約した後も大家さんと関わる機会があります。
部屋の物が故障したときなど、きちんと対応してくれない大家さんが中にはいるようなので会ってきちんとした人か見極めたほうが良いです。
以上、インターン馬場より台北の家探し方法でした!
台北で家を探す際にこのブログを参考にしてもらえると幸いです!
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