みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤です👋
2026年9月で、台湾でデジタルマーケティングの会社(applemint)を経営して、10年になります。
「経営論」を語れるほど大した規模でもないのですが、9年やってきて一つだけ確信していることがあります。
それは、仕事でもマネジメントでも営業でも、結局は「余裕」がすべてを決める、ということです✌️
今日はこの、地味だけど意外に重要な余裕について書いてみます。
Contents
月曜の朝、余裕がない人

月曜日、出社した瞬間に山のようなタスクが積み上がっている——そんな状態から一週間が始まると、どうなるでしょうか?
部下から「ちょっと相談が…」と声をかけられても、パソコンばかりに目を向け、聞いているようで聞いてないみたいな事がよく起きます。
僕の自分に余裕がない時は、やっていると思います😅
忙しいのはわかります。でも、その動作の積み重ねが、部下の信頼を静かに削っていきます。
だから僕は、目の前のタスクをとにかく減らす努力をしています。
あまり褒められたやり方ではありませんが、金曜日の時点で翌週のタスクを全部見て、土日のうちに「これは時間がかかりそう」「これはオフィスだと集中できない」という仕事を先に片づけてしまいます。
そうやって、月曜に余白を作っておきます。
確認ひとつで、人の動機は大きく変わる
余裕がある人とない人で、いちばん差が出るのが「確認」の場面です。行動経済学者のダン・アリエリーが2008年に発表した有名な実験があります。
MITの学生に、紙に並んだ文字の中から同じ文字のペアを探させ、1枚目は55セント、以降は5セントずつ報酬を下げていく。
ここで学生を3つのグループに分けました。提出した紙を試験官がざっと眺めて「うん」とうなずくグループ、名前も見ずに山に積むだけのグループ、その場でシュレッダーにかけるグループです。

結果、確認されたグループは平均9.03枚まで続けたのに対し、無視されたグループは6.77枚、シュレッダーは6.34枚で手を止めました。
ここで怖いのは、「無視」がほぼ「破壊」と同じダメージだったこと。
逆に言えば、たった一度「うん」とうなずくだけで、人のやる気は劇的に変わるのです。
余裕がない人の確認と、余裕がある人の確認。部下に与える動機という意味では、まったく別物になってしまうのではないでしょうか。
営業に余裕があると、なぜか信頼される

これは営業でもまったく同じです。
余裕がない営業は、つい「今すぐ決めてください」とプレッシャーをかけてしまう。
すると相手はむしろ引いてしまう。
逆に余裕があると、「無理しなくていいですよ、御社ならこのくらいで十分じゃないですか」と言える。ガツガツしない。その結果、この姿勢が、「この人は正直に話してくれているな」という信頼に変わっていきます。
僕自身、営業に行くときは割と余裕を持って行きます。
余裕ぶっているというより、目の前の営業を逃しても、毎週なにかしら問い合わせが入ってくる状態を仕組みで作ったので、すぐに切り替えられます。
お問い合わせのほかに、僕自身積極的に人に会いに行き、そこからお仕事につながるケースも少なくありません。
何より、僕は無理してでも「会社を100人規模で年商100億円を目指す!」みたいな感じのタイプじゃありません😅
ただ、結果として誠実に話をしていると思われるケースが多く、実際かなりぶっちゃけ話をしていて、それが結果として成約につながることは多々あると思っています。
その余裕を生んでいるのは「9年分のコンテンツ」
では、その営業の余裕はどこから来るのか?
答えは、9年かけて貯めてきたコンテンツです。
applemintは今10人ほどの体制で、人を無理に増やそうとしていません(それでも直近増えていますが…😅)
人を増やせば固定費が上がり、その分だけ必死に売上を追わなければならなくなる。だから固定費を抑え、必要な売上のハードルを低く保っています。
その代わりに積み上げてきたのが、数百本のYouTube動画、毎週のポッドキャスト、Googleに残るブログ記事です。
一本一本の再生数は正直しょぼいです。100回とか200回がほとんどで、たまに60回とかのコンテンツも多いです。
でも台湾ビジネスやマーケティングの話をひたすら発信し続けた結果、それがAI時代にも効いています。
Ahrefsが最近出したレポートでは、75,000ブランドを調べたところ、AIでの引用されやすさと最も強く相関していたのはYouTubeでの言及だったそうです。
【Ahrefs 調査】AI 検索の引用ドメインが 2 ヶ月で激変、不動の YouTube・note 急上昇・Reddit が新規ランクイン
そして、気のせいかここ最近(2026年7月)、お問い合わせが増えています。偶然ではないと思います。
地道なコンテンツこそが、いちばんの「余裕の源泉」になっているわけです。
余裕は才能ではなく、金曜日に作るもの
ここまで書いてきて思うのは、余裕は性格でも才能でもなく、「作れるもの」だということです。
マネジメントも、営業も、なんなら恋愛だって、余裕がある人のほうがうまくいく。だとしたら、大事なのは「どうやって余裕を作るか」の一点に尽きます。
僕のやり方はシンプルです。常に、次の日や翌週のタスクを全部眺めて時間がかかりそうなタスクを見極めます。
そして「ここが詰まりそうだな」というボトルネックを、早め早めに潰しておきます。
僕は普段朝7:00にジムへ行き、8:00 に戻ってきて、8:30-9:30 まで家で全集中して時間がかかりそうなタスクを処理します。
「えっ、1時間でいいの?」って思うかもしれませんが、もっと時間がかかりそうなタスクは土日にある程度済ませてしまします。
仕事には予期できる事と、予期できないことがあります。
予期できないことのために余白を持った状態でスタートすることを僕は常に意識しています。
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