【2026年版】台湾デジタルマーケティング店舗集客術

【2026年版】台湾デジタルマーケティング店舗集客術

こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!

僕は以前2021年に『台湾店舗集客術』というテーマで動画を撮り、2023年にはそれをブログでアップデートしました。それからさらに時間が流れ、正直に言うと集客の“当たり前”がまた一段と変わりました。

特にこの1〜2年で大きかったのが、AI検索の普及動画(特にショート動画)が集客の主役に躍り出たことです。

お客さんは「近くの美味しい店」を探すのに、Googleで検索して、TikTokやInstagramで映像を確認して、最後にChatGPTに聞く——そんな多段階の買い物旅(カスタマージャーニー)が完全に日常になりました。

実際、消費者はお店を決めるまでに平均3.6個のプラットフォームを行き来していると言われています(BiziQ)。

そこで今日のブログでは、2026年現在、台湾でデジタルマーケティングを駆使して店舗集客を行うなら、どんな手法があるのかを、最新のデータと一緒にお話しします。

少々自慢になりますが、僕らは2018年に新規顧客の減少で悩んでいた KARADA factory さんの新規顧客を増やし、今なお獲得に貢献し続けています(怪しいと思ったら KARADA factory さんに聞いてみてください!👍)。

台湾でのデジタルマーケティングを活用した店舗集客に関しては、マジでどの広告代理店よりも自信があると思っているので、ぜひご覧ください!

結論ファースト:2026年の台湾店舗集客、まず何をやるべき?

忙しい方のために先に結論だけまとめます。

  • ① Googleビジネスプロフィールを本気で運用する ── 無料なのに集客への影響が一番大きい。レビュー・写真・投稿がカギ。
  • ② ショート動画(縦動画)を撮る・出す ── 2026年の集客は動画が主役。安い単価で露出できる。
  • ③ Google広告(店舗集客系)× Meta広告の二刀流 ── “探している人”はGoogle、“まだ探していない人”はMetaで刈り取る。
  • ④ AI検索・SNS検索も“見つかる場所”として整える ── ChatGPTやInstagram検索でも表示される準備を。

以下で1つずつ、なぜ必要なのか・どうやるのかを掘り下げていきます。

1. まずは基礎中の基礎:Googleビジネスプロフィール

まずは本当に基礎的なお話からします。

店舗を持っているのに Googleビジネスプロフィールがない方は、今すぐ登録してください。

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Googleビジネスプロフィールとは、Googleでお店を検索したときに出てくる店舗情報のことを指します。これがないと集客は結構難しくなるので、ビジネスプロフィールは集客に必須と覚えておいてください。

どれくらい大事かというと、ローカル検索(地図検索)の順位を決める要素のうち、約32%がこのビジネスプロフィール自体のシグナルだと言われています

しかもプロフィールをきちんと埋めているお店は、埋めていないお店の7倍のクリックを獲得します(Nadernejad Media)。
無料でここまで効くものは他にありません。

超重要な注意点

ビジネスプロフィールを作る際、必ず会社のアカウントを使用してください。間違えても社員に丸投げして、社員個人のアカウントで勝手に作らせないでください。スタッフのアカウントで作らせると、離職後そのアカウントを取り戻せなくなります。

Q. ビジネスプロフィールで具体的に何をやればいい?

やることは大きく4つです。

  1. レビューを集める
  2. レビューに対してこまめに返事をする
  3. サービス名や商品など、できる限り情報を書く
  4. 投稿を定期的に行う

順番に補足します。

レビューは想像以上に効きます。 レビューはローカル検索の順位要素の20%を占めており、2023年の16%から伸びていて、今もっとも成長しているシグナルです(Nadernejad Media)。しかも上位3位に入っているお店は、平均240件以上のレビューを持っています。

そして返信が本当に大事です。レビューを集める会社さんは多いのですが、返信までこまめにやる会社さんは少ないです。

特にネガティブなレビューを放置してしまう会社は少なくありません。でも、全レビューに返信しているお店は最大18%売上が高く、問い合わせの成約率も50%高いというデータがあります(Shapo)。

ネガティブなレビューも「顧客がお店に来た証拠」なので、丁寧に返すか、せめて反応を示すといいと思います!

ちなみに写真もあなどれません。上位1〜3位のお店は平均250枚の写真を載せていて、100枚以上の写真があるお店は、平均的なお店より通話が520%、道案内リクエストが2,717%も多いそうです(Nadernejad Media)。桁が違いますよね。

最後に、Googleビジネスプロフィールでは投稿もできます。投稿を行うとGoogleが「あ、この店は営業している」と判断し、地図上や検索時にお店を表示してくれると言われています。

無理のない範囲でいいので投稿しましょう。特にお店が暇でアルバイトが時間を持て余しているときが最適です。

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2024〜2025年の変更点メモ
  • :Googleビジネスプロフィールの「チャット」と「通話履歴」機能は2024年7月末で廃止されました(Google Business Profile Help)。
  • 今は問い合わせ導線を自社サイトやLINE公式に寄せておくのが安全です。
  • さらに2025年からは、実際の来店(モバイル位置情報)やレビューの新しさ・多さといった「人気度(Popularity)」がより強く順位に効くようになっています(Service Hero Marketing)。

2. GoogleビジネスプロフィールとGoogle広告の連携

ここからは参考程度に聞いてください。なぜなら、たぶんここから脱落する人が増えるからです😂

Googleビジネスプロフィールを作成して、自分たちでお店の情報を書いて投稿し、顧客のレビューにも返信できるようになったら、次のステップは広告を打つことです。

別に広告を打たずとも、SNSでコツコツ配信してドブ板営業をすればお客さんは増えると思います。しかし、もしこのブログをご覧の方が台北で複数店舗を運営していて、複数の店舗に集客したいとお考えの場合、広告はほぼ必須になってきます。

ここで背景をひとつ。“近くの店”を探す「near me(近くの◯◯)」検索は、いまや世界で月15億回、1日5,000万回起きています

しかも、そのうち76%の人が当日中に実店舗を訪れ、78%が実際の購入につながっています(BiziQ)。つまりローカル検索は「調べている=ほぼ買う気」という、めちゃくちゃ濃い層なんです。ここに広告で先回りできると強いわけです。

Google広告とGoogleビジネスプロフィールの連携について書き始めるとブログが終わらないので、詳しく知りたい方はGoogleの公式ヘルプを読むか、applemintまでお問い合わせください😊

とにかくここで伝えたいのは、僕らはGoogleビジネスプロフィールと広告を連結させて集客をしているということです。

3. Next Step! 動画撮影(2026年はショート動画が主役)

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動画の中身は、5W1H(誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どうやって)を網羅するのが基本です。「どんな店で、誰がやっていて、何が名物で、なぜおすすめか」が伝われば十分です。

ここで大事なのが、「誰に向けて撮るか」です。
僕ら applemint ではターゲットを意識する際に、以下の9タイプを意識しています。
参考:『戦わずして売る技術 クリック1つで市場を生み出す最強のWEBマーケティング術』

第1段階 まだ対策の必要性に気づいていない人
第2段階 対策の必要性には気づいているが、悩みは一時的なものだと考えている人
第3段階 対策の必要性を自覚しているが、まだ何も行動を起こしていない人
第4段階 さまざまな対策を試し始めている人
第5段階 さまざまな対策を試し・研究し、かなり詳しくなっている人
第6段階 実際に対策行動を継続的に行っている人
第7段階 愛用している対策商品があり、それに満足している人
第8段階 愛用商品はあるものの、より良い選択肢がないか探している人
第9段階 さまざまな商品を試したが、最終的に満足できる解決策が見つかっていない人

同じ「名物料理」を撮るにしても、まだ店の存在すら知らない第1段階の人に向けるのか、他店と比較している第8段階の人に向けるのかで、見せ方も一言も変わってきます。

まずは自分の狙う客がどの段階にいるのかを意識してみてください。

編集ツールも今どきは充実しています。

横長動画:Adobe Premiere など
縦型ショート動画:CapCut、TikTok の内蔵エディタ など

ここで朗報なのが、AIで動画制作のハードルが激下がりしたことです。2025年にMetaが発表したツールでは、商品写真を最大20枚アップするだけで、複数シーンの動画広告に自動変換できるようになりました(Coinis)。

「動画は高い・面倒くさい」という言い訳が、2026年はもう通用しなくなってきています。

編集がここまで容易になった今、勝負を分けるのは「何を撮ったか」です。

だからこそ、9タイプのどこを狙うのかを意識して、撮るべき素材をちゃんと撮っておくことが何より大事になります。

ちなみに、僕のYouTubeチャンネルでは、ポッドキャストの切り抜き動画はすべてAIで編集しています(https://www.youtube.com/@Leo-pr3ye/shorts)。

残念ながら、多くの飲食店や店舗ビジネスのお客さんは、こうした動画をやりたがりません。そしていつの間にか集客に困らなくなって放置され、いざ集客が必要になったときには何もかも忘れている——というのがオチです。

だからこそ、暇なうちに撮って、ストックしておくのが賢いやり方です。

動画を撮って編集したら、それを発信します。YouTubeチャンネルを開設し、そのチャンネルとGoogle広告を連携させれば、動画広告の準備は万端です。

縦型はそのままReels・TikTokへ、という二段構えでいきましょう。

4. 理想はGoogleの店舗集客広告とMeta(Facebook・Instagram)広告

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Googleには店舗集客用の広告メニューがあり、店舗集客にはこれが結構おすすめです。

ただ、僕の個人的な意見を述べると、それだけでは不十分で、店舗集客を本気で考えているお客さんにはMeta広告(Facebook・Instagram)も併せておすすめしています。

Q. GoogleとMeta、どう使い分ける?

ざっくり言うとこうです。

  • Google広告 … “すでに”何かしらのお店を探している人へのアプローチに強い。「近くの◯◯」で検索している“買う気満々”の層を刈り取る。
  • Meta広告(Facebook・Instagram) … “そもそもお店に行こうと思っていなかった人”を、行きたくさせるのが得意。需要を掘り起こす。

理由はどちらも“そういう媒体だから”に尽きるのですが(詳しく話し始めたらもう一本ブログが書けます…)、いずれにせよ両方使うのがベストです。

台湾の媒体事情も後押しします。2025年時点で台湾のSNS利用率はLINE 90.2%、Facebook 81.8%、YouTube 76.8%、Instagram 63.4%、TikTok 37.5%(LIFE PEPPER)。

FacebookとInstagramを合わせたMetaのリーチは依然として圧倒的で、しかも年代でうまく棲み分いています(Facebookは36〜65歳、Instagramは18〜35歳が中心)。
だからこそ、GoogleとMetaを組み合わせると、上から下まで漏れなく拾えるわけです。

さらに2026年は、Metaの広告がAI(Advantage+)でほぼ自動最適化される時代になりました。AI活用のMetaキャンペーンは平均でROAS(広告費用対効果)が22%高いというデータも出ています(Coinis)。

運用の手間が減った分、クリエイティブ(=さっきの動画)の質で差がつく時代です。

ただし、店舗を運営している企業さんは固定費が高いので、2媒体の運用を断念するケースがほとんどです。それでも僕が言いたいのは、“デジタルマーケティングをしなければ店舗拡大は難しい”ということ。

1店舗ならいいですが、複数店舗を運営するとなると人材の採用も難しくなってきます。

(余談ですが、僕らはデジタルマーケティングを使った店舗集客だけでなく、実は店舗ビジネスの人材採用のお手伝いもしています。手数料は台湾で新人を一人雇うくらいなので、マジでおすすめしているのですが、これがなかなか思うように伝わりません…😂)

まとめると、台湾で店舗集客したい場合、まずおすすめするのがGoogle広告です。GoogleはGoogleマップや検索広告との連動が得意なので、これはマスト。次にMeta広告もできればなおよし、です。

實務上の注意
  • Facebook(Meta)は台湾に支社がないため、發票(正式な領収書)を発行してくれません。
  • 自分たちで広告を出してもいいですが、きちんとした手続きを取らないと経費として申請できないのでご注意を。
  • その点、僕らはきちんと發票を出します。

5. 【2026年の新常識】AI検索・SNS検索で“見つかる店”になる

ここは2023年版になかった、2026年の追記です。

いま消費者の約40%が、お店探しの過程で生成AI(ChatGPTなど)を使っています(BiziQ)。「台北で日本人に人気の整体は?」とAIに聞く人が普通にいる、ということです。さらに冒頭でも触れたとおり、人はお店を決めるまでに平均3.6個のプラットフォームを行き来します。

つまり、これからは「Googleで1位」だけでは足りず、Google・地図・Instagram・TikTok・AIチャットのどこで探されても、あなたのお店の名前が出てくる状態を作る必要があります。やることは実はこれまでの延長線上です。

  • Googleビジネスプロフィールを充実させる(AIは口コミや基本情報を参照します)
  • レビューを増やし、返信する(信頼シグナルはAIにも効きます)
  • InstagramやTikTokに映像を残す(SNS検索・ビジュアル確認の受け皿になります)
  • 自社サイトを整える(情報の一次ソースとしてAIに引用されやすくする)

要するに、これまで紹介した①〜④をちゃんとやっておけば、AI検索時代の下地も自然と整う、ということです。特別な魔法は要りません。ただ、やるかやらないかの差が、これまで以上に大きく出る時代になった、というのが僕の実感です。

FAQ:台湾の店舗集客でよくある質問

Q1. 予算がほとんどありません。何から始めればいいですか?

まずは無料のGoogleビジネスプロフィールです。情報を埋めて、写真を増やし、レビューを集めて返信するだけで集客への効果が一番大きいです。広告はその後で構いません。

Q2. 台湾ではGoogle広告とMeta広告、どちらが効きますか?

用途が違うので「どちらか」ではなく「両方」が理想です。すでに探している人にはGoogle、まだ探していない人にはMeta(Facebook・Instagram)。
台湾はLINE 90.2%・Facebook 81.8%・Instagram 63.4%とSNS利用率が非常に高いので、Metaのリーチも侮れません(LIFE PEPPER)。

Q3. 動画は本当に必要ですか?お金がかかりそうです。

2026年は必要です。むしろ縦型のショート動画は安い単価で露出でき、AIツールで写真から動画を作れるようになったので、コストのハードルは大きく下がりました(Coinis)。暇なときに撮ってストックしておくのがおすすめです。

Q4. レビューにネガティブなものが来たらどうすれば?

放置が一番ダメです。全レビューに返信しているお店は売上が最大18%高いというデータもあります(Shapo)。丁寧にお詫び・改善姿勢を示す返信をしましょう。来店の証拠でもあるので前向きに捉えてください。

Q5. ChatGPTのようなAI検索対策は特別なことをする必要がありますか?

特別な魔法は不要です。Googleビジネスプロフィールの充実、レビュー、SNSの映像、整った自社サイト——これまでの基本をきちんとやることが、そのままAI検索の下地になります。

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Leo Sato 佐藤峻

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