みなさんこんにちは。applemint代表の佐藤です!
最近、FacebookやInstagramを見ていると、「あ、これAIで作ったバナーだな」と思う広告がかなり増えました😅
別にAIでバナーを作ること自体が悪いと言いたいわけではありません。
僕自身、AIを使いますし、GPTの画像生成機能などを使えば、以前だったらデザイナーにお願いして数時間、場合によっては数日かかっていたものが、数分でそれっぽい形になります。
これはものすごい進歩です👏👏
おそらく1〜2年後には、今以上にバナー制作は内製化されるでしょう。
企業が日常的に使うSNS投稿や広告バナーのかなりの部分をAIで作るようになって、デザイナーに毎回お願いする会社は減っていくと思います。
ただ、ここで僕が最近すごく気になっていることがあります。
「AIでバナーを作れること」と「効果の出るバナーを作れること」は、全く別の話って事です。
今日は、AI を使ってバナーをするなら何を気をつけないといけないかって話をざっくりします!
なぜか明朝体。でも、それを疑える人はどれくらいいる?
例えば、GPTの画像生成機能を使ってバナーを作っていると、なぜか明朝体がデフォルトのケースが多いです。
以下試しに、日本のお菓子を販売する用のバナーをAI に作ってもらいました:

「明朝体出たー😆😆」別に明朝体フォントが悪いわけではありません。
商品やブランドによっては明朝体が適しているケースもあります。
問題は、「この商品で、このターゲットに、このメッセージを伝えるから、今回は明朝体にしよう」と判断して明朝体を使っているのか、
それとも、
「AIがこう出してきたから、そのまま使っている」のかということです。
ここにはかなり大きな違いがあります。
そもそもデザイナーではない人の場合、明朝体とゴシック体の違いすら意識していないケースもあると思います👊👊
AIに指示を出したら、それっぽい画像が出てきた。
「お、なんかデザインっぽいじゃん」、「しかも無料じゃん」、「じゃあこれで広告を出そう」
って今はなっています。
でも、そのバナーに5,000円、1万円、場合によっては数万円、数十万円の広告費を使うのであれば、本当にそれでいいのかって?話です。
例えばスマートフォンの小さな画面で一瞬しか表示されない広告なら、もっと視認性を高める必要があるかもしれません。
そう考えれば、「視認性を優先したいのでゴシック体にしてください」、「もっと太くしてください」、「文字と背景のコントラストを強くしてください」
とAIに修正を指示することになります。
ところが、AIが最初に出してきたものを「完成品」だと思ってしまうと、この工程そのものがありません…😭😭
だからこれからAIでバナーを作る人ほど、最低限のタイポグラフィやフォントの知識は必要になると思っています。
AI時代になってデザインの知識が不要になるのではなく、AIが出したものを判断するために、むしろ基礎知識が必要になると思っています。
AI バナーは情報入りすぎじゃない?
もう一つ、AIでバナーを作っていて僕がよく感じるのが、「情報が多すぎる」という問題です。
AI でバナーをお願いすると、ほぼ必ずと言っていいほど、デフォルトで3つの便益を表示してきます。
さっきサンプルで作ったバナーだと、メインキャッチの下に配置された3つの便益です:

一見すると、ものすごくちゃんとした広告に見えます。でも考えてみてください。
FacebookやInstagramを見ている人ってこの小さな3つのメッセージ見てる?って話です。
広告に興味を持ってもらえれば見るでしょう。
けど、ほとんどの人はスマートフォンを持って、
スクロール。
スクロール。
スクロール。
と流し見しています。
そこで表示された広告の中に、商品のメリットを3つ書いたところで、本当に全部読まれるか?むしろ、この3つのメッセージがあることで情報が増え、見づらくなったとも言えるでしょう。
AI が出してくれるバナーは”平均値”である事を理解し、デザインやメッセージレイアウトに関しては、必ず一度疑った方がいいと思います。
うちのスタッフがよく犯すミス:「全部伝えようとする広告」
スタッフが作ったバナーをチェックしていて、僕がよく聞く質問があります。
「結局、このバナーで一番伝えたいことは何?」
意外とこれに答えられないケースがあります。
商品名も大きくしたい。商品の特徴も伝えたい。会社名も伝えたい。キャンペーンも目立たせたい…
全部大切だから、全部入れる。そして結果として、全部目立たなくなります。
広告にはメッセージの優先順位が必要です。優先順位は達成したい目的によって変わります。
だから本来はプロによる添削の作業が発生するのですが、デザインを分からない人が作ると全部大事と思うので、添削作業が発生しません。
広告では、「何を入れるか」以上に、「何を捨てるか」が重要なわけです。
CTAのガチャ問題:統一感の欠如
AI バナーの課題の一つがCTAです。CTAとはCall To Action、つまり、
「次に何をしてほしいのか」を示す部分です。
「詳しくはこちら」とか、「無料で相談する」とか、「資料をダウンロード」とかです。
僕が先ほど作ったサンプルバナーだと以下の部分ですね:

ここも何となくAIに決めさせるのではなく、広告の目的から逆算して決める必要があります。
例えば、このサンプルバナーのCTA を見ると、クリック先があるはずなのに、ブランド名を「検索して!」みたいなメッセージになってます。
あと、AI バナーで進めると、CTA の色やトンマナ(スタイル)がその時の運次第みたいになることが多いです。
こうしてメッセージやフォント、色、スタイルがやる人によってバラバラになると、ブランドとしての統一感が薄れます。
なので、繰り返しになりますが、AI バナーを作るのはいいと思いますが、その場合は社内に少なくとも一人はデザインがわかるひとか、誰がAI に指示しても同じようなアウトプットが出る仕組みを作れる人が必要でしょう。
AIで作った広告、成果が出ているならそのままでいい
最後に、僕はAIバナーを否定したいわけではありません。むしろ積極的に使えばいいと思っています。
AIで作ってCPAが下がった!問い合わせが増えた!ROASが改善した!
最高じゃないですか。
ただ、「AIで作ったから安く済んだ」だけで評価してしまうのは少し危険だと思ってます。
広告で見るべきなのは制作費ではなく、最終的な成果だからです。作って満足じゃないです。
もし現在、
「Facebook広告を出しているけれど問い合わせが増えない」
「AIでバナーを内製しているけれど、これが正しいのか分からない」
「クリックはされるけれどリードにつながらない」
「広告代理店から数字はもらっているけれど、何を改善すればいいのか分からない」
という状態であれば、一度バナーだけではなく、広告からLP、問い合わせまでの流れ全体を見直してみてもいいかもしれません。
AIでバナーは作れます。これからは、それ自体は特別な能力ではなくなるでしょう。
だからこそ重要になるのは、
「作れるかどうか」ではなく、「その広告で、本当にリードを獲得できるのか」だと思っています。
もし、AI の活用方法やデザインでお困りなら、いつでも気軽にご連絡ください。
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