皆さんこんにちは。applemint代表の佐藤です。
毎月書いている経営日記ですが、今回は2026年6~7月に感じたことをまとめてみたいと思います♪
6月末に韓国への出張があり、その後日本へ戻り、台湾へ帰るという慌ただしい1か月でした💦
3か国を短期間で回ったことで、それぞれの市場や働き方、そして日本企業の立ち位置について改めて考えさせられる出来事がたくさんありました。
また、会社の中では新入社員へのAI教育についても試行錯誤が続いています。
AIを導入すれば会社は劇的に変わる——そんなイメージを持たれることもありますが、実際に現場に立ってみると、AI以上に重要なのは「人がAIをどう使う仕組みを作るか」だと感じています。
この記事では、
・韓国で見た急成長マーケティング企業の組織づくり
・韓国で感じた日本ブランドのプレゼンスの変化
・AI時代に必要になる「主体性を育てる仕組み」について
お話ししたいと思います。
Contents
この記事のサマリー
・韓国企業はスピード感とグローバル化が想像以上に進んでいた
・日本ブランドは品質だけでは戦いにくい時代に入っている
・AI時代の僕らの戦い方は「優秀な人を採る」より「主体的になれる仕組み」を作ることが重要になるのでは?(そもそも優秀な人なんてうち取れないし…😅)
韓国で急成長しているマーケティング会社を訪問

今回韓国へ行く機会があったので、以前台湾オフィスへ来てくださった韓国のマーケティング会社「CREATIP」を訪問してきました。
2年ほど前に「台湾へ進出します」と話されていましたが、今年4月に正式に台湾支店を設立されました👏
せっかく韓国へ行くならと思い訪問したところ、社長自ら迎えてくださり、オフィスも案内していただきました🙏
現在韓国本社には60名以上のスタッフがおり、日本法人もすでに20〜30名規模まで成長していて、グループ全体では100名近い組織になっている会社です。
同業者なんで分かりますが、100名とかやばいです😨
さらに次は他の国へも進出を予定しているみたいで、「アジアNo.1のデジタルマーケティング会社になる」という目標に向かって、本当にスピード感を持って動いている印象でした。
上場しているのかな??
実際のオフィスも印象的でした。
執務スペースとは別に、会議室専用のフロアがあり、複数のミーティングルームと自由に使えるラウンジスペース、お菓子や軽食が置かれた共有エリアなど、組織が成長している会社ならではの雰囲気がありました。
日本人だけではなく、本当にグローバルなチームだった
あと驚いたのは、日本人スタッフの多さです。
韓国本社だけでも10名ほどの日本人メンバーが働いているそうで、それ以外にもアメリカや東南アジアなど、多国籍なメンバーが在籍していました。
以前であれば「海外で働く日本人」は珍しい存在でしたが、最近は台湾でも韓国でも、日本人を見かける機会が増えています。
給与差も以前ほど大きくありません。
「だったら海外で挑戦してみよう」
そう考える人は、これからさらに増えていくのではないでしょうか。
会議では日本マーケット責任者の韓国人女性ともお話ししましたが、日本語が本当に流暢で驚きました。
というかあれは、日本人が使う日本語でした…
日本語を話せるだけではなく、日本独特の表現やニュアンスまで理解されていて、「塩対応」って言葉まで自然に使っていて、マジでビビりましたね。
語学力だけではなく、コミュニケーション能力も非常に高く、これから海外企業と競争していく難しさも改めて感じました。
韓国で感じた、日本ブランドの存在感の変化

今回韓国に滞在して一番印象に残ったのは、日本製品の存在感が以前よりかなり小さくなっていることでした。
ホテルに入ればエアコンはSamsung。テレビはLG。
街を歩けばHyundaiやKIAの車が当たり前に走っています。
もちろんBMWやMercedes-Benzなど海外メーカーも見かけますが、日本車は以前ほど目立ちません。
コンビニへ行けば日本のお菓子もあります。
しかし韓国メーカーの商品もパッケージデザインが非常に洗練されており、「日本のお菓子だから圧倒的に魅力的」という時代ではなくなってきています。
美容分野はさらに顕著です。
韓国ブランドの勢いは非常に強く、日本ブランドを追い越しているカテゴリーだらけです。Olive Young へ行けば、欧米の外国人観光客が韓国の美容用品を買っています。
アパレルも同様です。
K-POPアイドルが韓国ブランドを着用し、それがそのまま若い世代の憧れになります。
そう考えると、日本ブランドは以前ほど海外で「選ばれる存在」ではなくなってきています。
この現実は国外から出ないと感じられないと思っていて、僕が話していると一部の人は未だに、ものづくり=日本、高機能で品質の高い商品 = 海外でも人気みたいに思っている気がします。
そして、この流れは韓国だけではなく、中国でも同じようなことが起きているのではないかと感じています(最近中国行けてない…😭)
台湾は例外です。
もちろんBtoBでは日本企業の技術力や製造品質は今でも高く評価されています。
しかし消費者が直接目にするBtoC市場では、状況が変わり始めているように感じました。
AIの進化によって商品開発やデザインのレベルが世界的に底上げされ、品質そのものが均一化すると、質云々よりスピード勝負になります(元々ネットの普及に伴ってこの事は言われていたけど)
品質だけでは差別化しにくい時代に入っているのかもしれません。
日本企業にとって海外市場は、今まで以上に簡単ではない時代になってきていると感じたのでした。
AI時代に重要なのは、人を変える仕組み

会社の中では、新入社員の育成についても考えさせられる1か月でした。
経営者としては、新しく入社した社員には主体的にAIを活用し、自分で考えながら仕事を進めてほしいと思っています。
しかし現実はそう簡単ではありません。
私たちのような中小企業は、大企業のような待遇や福利厚生を提供できるわけではありません。
そんな環境を理解した上で入社してくれる人たちに対して、最初から強い主体性を求めるのは現実的ではないとも感じています。
だからこそ重要なのは、
「主体性のある人を探す」ことではなく、「主体性が生まれる仕組みを作る」ことです。
これはAIでも同じです。
AIを使いなさいと言うだけでは、残念ながら人は使いません…
使わざるを得ない環境を設計し、毎日の業務の中で自然にAIへ相談する流れを作ることが重要になります。
まとめ
この1か月で韓国、日本、台湾の3か国を回りました。
その中で改めて感じたのは、日本ブランドだけで勝てる時代ではなくなってきているということです。
品質の差は縮まり、各国企業の成長スピードも非常に速くなっています。
だからこそ、日本企業はこれまで以上にスピードとマーケティング、そして現地理解が求められる時代になっています。
そして会社経営という視点では、AIそのものよりも、「人がAIを自然に活用できる仕組み」を作ることが今後ますます重要になると感じました。
7月以降も新しいメンバーが入社してきます。
Day1のオリエンテーションから、AIを仕事のパートナーとして使うことが当たり前になるような仕組みを作り、会社全体としてAI時代に適応できる組織づくりを進めていきたいと思っています。
以上、applemint 代表佐藤からでした!
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